2013年6月25日火曜日

Projectコマンドを利用したオブジェクトの変形配置

以前、当ブログで、「Splopコマンドによるオブジェクトの変形配置」について記述致しました。

Splopは、オブジェクトを曲面形状を持ったサーフェスに変形配置するコマンドですが、
配置先のサーフェスに沿って変形した場合、オブジェクトの形状を歪めて配置します。


 画像の紫色で表示されている様なオブジェクトを半球の中心に配置する際、Splopコマンドを使用すると、
 
 
 青いオブジェクトが変形配置されたオブジェクト、赤い曲線は元のオブジェクトの外形線ですが、
ご覧の様に歪んで配置されています。



そこで、オブジェクトを歪めずに曲面に配置する為の方法の一つとして、Projectコマンドを利用します。
Projectコマンドは、曲線をサーフェスに投影して、サーフェスに沿った曲線を生成するコマンドです。



まずProjectコマンドを実行し、投影したい元の曲線を選択します。


 次に投影先のサーフェスを選択するのですが、この時、どのビューで投影先のサーフェスを選択するかで、生成される線の形状が変化しますので注意して下さい。
今回の様な場合はTopビューで選択します。
サーフェスを選択し終えたらコマンドを確定させます。


するとTopビューから見たままに、サーフェスに沿った曲線が生成されます。
 
 
あとは、Projectコマンドで生成された曲線を元に、Offsetコマンド等を使用してサーフェスを貼り合わせていけば、
 
 
 
ご覧の様なオブジェクトを作成出来ます。

2013年6月19日水曜日

テクニカルサポート休業のご案内

アプリクラフトでは、誠に勝手ながら、セミナー開催のため、
以下のとおり、テクニカルサポートを休業とさせていただきます。

・休業日: 2013年 6月20日(木) 

恐縮ではございますが、 休業中のお問い合わせに関しましては、 
2013年 6月21日(金)以降の対応とさせていただきます。 
予めご了承くださいますようお願い申し上げます。 

アプリクラフト テクニカルサポート

2013年6月18日火曜日

Rhino5 - チュートリアル紹介 UPDATE

Rhinoceros 5に対応したチュートリアル、操作やモデリングに関する教材を、
目的別に紹介します。(以前ご紹介のチュートリアルは、こちらをご覧ください)


 コマンドの操作方法や機能を調べたい。
「ヘルプトピック」
コマンドの操作手順、データ変換の出力や
操作画面の設定のほか、Rhinoで使用される
用語に関しても説明。
(ヘルプトピックは、Rhinoのヘルプメニュー内)

パネル(画像右側)に「コマンドヘルプ」
(ヘルプメニュー以下)表示しておくと、
実行したコマンドのページを自動的に開きます。


 ライノを操作してみたい。
「Rhinoceros 5 ユーザーガイド」
画面の操作、作成・編集の機能をはじめ、
レンダリングや寸法の作成機能も紹介
モデリングは、ヘッドフォンやキャラクター、
2D図/画像を利用した操作方法を紹介。

「ユーザーガイド」及び教材モデルデータは、
開発元のこちらからダウンロードできます。



▶ Rhino5の新機能を知りたい
「Rhino5の新機能」
新機能をムービーで紹介(英語)。
「全シリーズ」では、モデルの作成/編集、
レンダリングや2D機能等、テーマ毎の
ムービーも用意。

また、Rhino5ヘルプの
「V5の新機能」でも
ご紹介しています。



▷ トレーニングコースの内容を知りたい。
「レベル I - トレーニングガイドとモデル」
Rhino開発元公認の「基礎モデリング」
コースで使用するテキストです。
※ 本テキストの内容に関する技術サポートは、
    行っておりません。予めご了承くださいますよう
    お願い申し上げます。

Rhino「1日トレーニング」コースで使用する
テキストの内容は、こちらをご覧ください。


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