2017年5月26日金曜日

レイアウト機能について

ここではレイアウト機能について紹介します。

機能
作成したモデルを印刷する際に、印刷レイアウトビューポートを作成することで、タイトルブロックや注記などの注釈を含めることができます。


ビューの操作
ビューをダブルクリックすることで、通常時のビューポートのように操作することが出来る。



寸法の記入
寸法記入をすると反映される。またビューによって寸法の表示、非表示を選択することができる。
       


スケールの変更
ビューの枠線を選択し、プロパティにてスケールを確認することが出来る。
スケールを動かしたくない場合は、ロックにチェックを入れるスケールがロックされる。



ビューのレイアウト
ビューの枠線の制御点を表示し、移動することでビューのレイアウトを変更することが出来る。



クリッピング平面/ClippingPlaneについて

ここではクリッピング平面の機能についてご紹介いたします。

機能
クリッピング平面コマンドを使用することで、指定したビューポートにあるオブジェクトの表示を下記の画像のように、切り取った状態で表示することができます。

1)クリッピング平面使用前

2)クリッピング平面使用後

3)クリッピング平面を移動することで様々な角度で切り取り表示することも出来ます。




操作手順
クリッピング平面をあらわす長方形を作成します。
1)[ビューメニュー>クリッピング平面]にてコマンド実行
2)切り取りたいビューに移動し、「長方形の1つ目のコーナー」にて任意左クリック
3)「もう一方のコーナーまたは長さ」にて任意に左クリック

クリッピング平面を作成後、切り取りの表示がされない場合はプロパティを確認し、切り取り表示したいビューにチェックを入れる。



クリッピング平面を操作するときは、ガムボールを併用するとよい。












2017年4月25日火曜日

VisualARQのオブジェクトスタイルライブラリについて

ここではVisualARQのオブジェクトスタイルライブラリについて記載しています。
VisualARQのオブジェクトスタイルライブラリは、VisualARQ用のテンプレートファイルに含まれます。
そのためVisualARQをインストールしだけでは、使用できないので、Rhinocerosのテンプレートファイルの中に、VisualARQのテンプレートを移動する必要があります。

下記手順をお試しください。
※ 以下作業を行う前に、すべてのRhinoを終了してください。
1.VisualARQをインストール後
 Windows[コンピューター]で、
   VisualARQ用のテンプレートファイル(以下フォルダー内)を、

   Rhino5のテンプレートファイルのフォルダー内にコピー。

VisualARQテンプレートファイル(4)の所在
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\McNeel\Rhinoceros\5.0\
Localization\en-US\Template Filesフォルダー以下の
  - VisualARQ - Feet.3dm
  - VisualARQ - Inches.3dm
  - VisualARQ - Meters.3dm
  - VisualARQ - Millimeters.3dm

Rhino5テンプレートファイル
C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\McNeel\Rhinoceros\5.0\
Localization\ja-JP\Template Filesフォルダー内

2. Rhino5を起動。
3. ファイルメニュー>新規作成で、VisualARQのテンプレートを開く。
4. 現在のオブジェクトスタイルライブラリを保存
1) VisualARQメニュー>Styles>Export を実行。
2)Export Styles」画面にて。
    [Browse]ボタンをクリックし、保存先(: 以下フォルダー)を指定した後、[Next]
    C:\Program Files\AsuniCAD\VisualARQ 1.9\RHINO5x64\English\Libraries
3) (2)の次の画面で、出力するスタイルをチェックして選択。
    [Export]をクリック。

5. 出力したライブラリファイルを入力。
4) VisualARQメニュー>Styles>Import を実行。
5)Import Styles」画面の[Browse]から、手順「4」で出力した
    ライブラリーファイル(*.val)を開いて、[Next]をクリック。
6) (5)の次の画面で、入力するスタイルを選択して[Import]

2017年2月10日金曜日

Windows版Rhino5: 出力したDWG/DXFの中身がありません。

Windows版Rhino5において、次の条件が揃った場合に、
DWG/DXF形式で保存したファイルを開くと、
モデルデータがない事象が報告されています。

・Rhinoを操作中に、一度でもGrasshopperを起動
・レイヤー名に特定の日本語文字(例:「線」)

■ 対象のソフトウェア
Windows版Rhinoceros 5

■ 事象の原因
開発元では、本事象に関して現在調査を行っており、
次期改編での改善を予定しています。
(改善の連絡があり次第、当投稿でお知らせいたします)

■ 対処策
現時点におきましては、下記のいずれかを行って
ご対応くださいますようお願い致します。
・レイヤー名に「半角英数」を使用
(Rhino再起動後)Grasshopperを起動せず,DWG/DXF形式で出力

2017年1月24日火曜日

Flamingo nXt: 「インストールに失敗しました。」


Flamingo nXtを、Rhinoceros5へインストール実行中に、
画像のメッセージ、あるいは「Rhino4.0 SR8または5.0が必要です
という画面が表示され、インストールできない事象が報告されています。

これは、Rhino5リリース前の初期インストールメディアに関連する事象で、
Flamingoの最新プログラムを使用することで、インストール可能です。

<Flamingo nXt最新プログラムのインストール手順>
※ インストール作業を始める前に、すべてのRhinoを終了してください。
※ インストールには、 Flamingo nXtのライセンスキーが
    ("FL30"で始まる英数字)必要です。

1) 開発元のこちらからプログラムをダウンロード。
 ※ ファイル名: Flamingo_nXt_Release_20140422_0100.exe (1.08GB)
 ※ PCのデスクトップに保存してください。

2) インストール作業を開始するには、(1)のファイルをダブルクリック。

3) インストール画面の指示に従って、インストールを完了。
 ※ インストールの詳細な手順は、こちらのページをご覧ください。