ライノセラスには、フラミンゴやボンゴ、クロスキャドをはじめ、
機能を追加・強化する、多種多様なプラグインツールがあります。
※ 開発元こちらのページ(英語)では、ライノの関連製品を紹介しています。
プラグインツールは、ご利用環境や作業を快適にしますが、
ソフトウェア自体の問題やプラグインツール同士の競合により、
ライノの動作が不安定になることがあります。
特に、新たにプラグインツールをインストールした直後等、
プラグインツールによる原因かどうか確認するには、
対象のプラグインをライノに読込ませずに、ライノを起動します。
プラグインツールの読込みを保護する設定は、次のとおりです。
1. Rhinoオプションの「プラグイン」ページを開く。
※ Rhinoオプションを開くには、ツールメニュー>オプション を実行。
2. 読込ませない(ロードしない)プラグインを指定。対象のプラグインツールの「ロード保護」をチェック。
画像のダイアログで[はい]を選択。
Rhinoオプションを[OK]で閉じて、ライノを終了します。
3. ライノを起動。
ライノを通常どおり起動すると、手順2で選択したプラグインを
ロードするか確認するダイアログが表示されます。
※ 例では、ACIS(*.sat)形式をライノに直接入力する、
データ変換ツール「CrossCad」を選択しています。
このダイアログで[いいえ]を選択すると、対象のプラグインを
読込ませずに、ライノを起動します。
なお、ロード保護を解除(読込みできるように)するには、
手順2で指定したプラグインからチェックを外します。
※ 次回ライノ起動時より、自動的に読込まれます。
ライノセラスには、思いのままモデリングできるよう
サーフェス作成・編集機能を、多種多様に用意していますが、
寸法ツール(*)を使って、寸法やテキストの作成も可能です。※ 画像のモデルは、開発元認定トレーニング「Rhino基礎モデリング」の教材です。
(*) 各種作図機能は、寸法メニュー以下にあります。
この機能も、前回と同様に、OpenGLの機能を利用しており、
お使いのグラフィックカードやそのドライバーソフトによっては、
画像右側のように、寸法の値が表示されないことがあります。
(なお、プロパティでは、寸法の情報が確認できます)
その対処策としまして、以下を上から順にお試しください。
・ グラフィックカードのドライバーソフトを更新。
・ RhinoオプションのOpenGL設定を変更。
〈OpenGL設定(ハードウェアモード)の変更手順〉
1) ライノのツールメニュー>オプション を実行。
2) [画面]ページ以下の[OpenGL]ページを選択。
3) 「アクセラレートされた...」の項目からチェックを外す。
4) Rhinoオプションダイアログを[OK]で閉じる。
ビットマップやJPEG等、画像を下敷きに、画像をトレースしながら
モデリングを行うには、BackgroundBitmapコマンド(*)を使用します。
※ 画像のモデルは、開発元チュートリアルより。
(*) ビューメニュー>背景ビットマップ以下
このコマンドは、画像をビューポートに読み込んで配置するほか、
画像の移動、ビュー上の点に整列といった変形を行うこともできます。
なお、入力可能な画像の形式は、次のとおりです。
*.bmp, *.tga, `.jpg, *.pcx, *.png, *.tif
また、画像の表示には、OpenGLの機能を使用しており、
お使いのグラフィックカードやそのドライバーソフトによって
画像が表示されないことがあります。
その対処策として...
・ グラフィックカードのドライバーソフトを更新
・ 画像の大きさを変更をお試しください。
特に、画像の大きさは、ご利用の環境によって制限があります。
詳細は、こちらのページをご覧ください。