2011年8月2日火曜日

Rhinocerosを診断: Rhinoセーフモード

ライノは、前バージョン3.0より、「Rhinoセーフモード」と呼ばれる、
動作の検証や診断を行うための起動モードを用意しています。

この起動モードを使って、ライノの動作を確認することで、
発生した事象、えば、頻繁にライノがクラッシュする、
また、特定のファイルを開こうとすると、強制終了する等、

トラブルを解決する手がかりを見つけることができます。

「Rhinoセーフモード」は、起動の際、次の機能を無効にして
トラブルの原因を特定します。

・ ハードウェアアクセラレーターの使用(OpenGLシェーディング
プラグインツールのロード
・ テンプレートファイルの読込み

Rhinoオプションの全般ページ「Rhino起動時に常に実行するコマンド」
Windowsコマンドラインから"/runscript"を使ったスクリプトの実行

したがって、トラブル診断の一例ではありま
すが、
プラグインやスクリプト、テンプレートに変更がなく、
「Rhinoセーフモード」で問題なく動作する場合は

ハードウェアアクセラレーターにその原因が考えられます。
「Rhinoセーフモード」を起動するには...
Windowsの[スタート]-[プログラム]-[Rhinoceros 4.0]内にある
「Rhinocerosをセーフモードで起動」を実行します。
起動すると、タイトルバーに「セーフモード」と表示されます。









また、「Rhinoセーフモード」は
、上述の機能を無効にするため、
他形式での保存やシェーディング表示を行うことはできません。




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