2016年3月29日火曜日

Mac版Rhino: Pythonスクリプトエディタ-

Rhino 5 for Macは、Windows版Rhinoと異なり、
Pythonスクリプトのエディターが用意されていないため、
Mac版のスクリプト編集には、Atom Text Editorを使用します。

ここでは、Atomエディターのインストール方法をご紹介します。
なお、Atomの詳細やお問い合わせは、Atom開発元Webサイトの
Documentation, Discussionを活用ください。(英語)

■ インストール手順(引用: Atom rhino-python

1. Rhino 5 for Macをインストール。
  ※ 評価版はこちらのページよりダウンロードできます。

2. Atomエディターを、こちらからダウンロード及びインストール。

3. Atomを起動後、Atomメニュー>Install Shell Commands を選択。

4. Rhino.Pythonパッケージのインストール
  4-1. Atom設定画面を表示   
    Atomメニュー>Preferences を選択。
  4-2. Settings画面左下にある、「Install」タブを選択。(画像①)
  4-3. Install Packages画面の[Package]を選択。(画像②)
  4-4. "Search Packages"に、「rhino-python」とタイプ入力して
         [Enter]を実行。(画像③)
  4-5. 「rhino-python」のパッケージが見つかったら、
         [Install]をクリック。(画像④)

■ クイックスタート

1. Rhinoを起動。

2. コマンドボックスに「StartAtomEditorListener」とタイプ入力して
 [Enter]を実行。

3. Atomエディターを起動。

2016年3月28日月曜日

Mac版Rhino: ひと文字目がタイプ入力できない

Mac版Rhinoで、コマンドボックスに、ひと文字目が
タイプ入力できない事象が報告されています。

詳細並びに対処策は以下のとおりです。








■ 事象の内容
コマンドを選択後、キーボード入力した際、
コマンドボックスがひと文字目を認識しない。

■ 対象リリース
Rhino 5 for Mac 5.0/5.0.1/5.0.2/5.1

■ 事象の発生するOS
OS X 10.10(Yosemite)
OS X 10.11(El Capitan)

■ 対処策
キーボード入力のソースに「英語 US」を追加。

<設定手順>
1. Mac OSの「システム環境設定」-「キーボード」を開き、
 画面左下の[+]をクリック。

2. 言語に「英語」、入力ソースに「US]を選択して[追加]。
   「キーボード」画面を左上の[X]で閉じる。

3. OSのメニューバーにある「入力メニュー」で「US」を選択。
 

フラミンゴ nXt 5: ライセンスバリデーション(オフライン編)

Flamingo nXt 5 をお使いのPCが、インターネット接続環境にない場合
「オフライン」ライセンスバリデーションの手順をご紹介します。
※ 「オンライン」のお手続きは、こちらをご覧ください。

オフラインのバリデーションでは、ライセンス認証に必要な20桁の英数字
(バリデーションコード)を、開発元の専用Webサイトで取得した後、
Flamingo nXt 5を使用するPCに入力して手続きします。

◆ ライセンスバリデーションの手順
1. Rhinoを起動。

2. Flamingoを起動。

    「Flamingo nXt 5」メニュー>「コントロールパネルを表示」を選択して、
    Flamingoを起動すると、バリデーション手続きの画面が表示されます。
    ※ 上の画面が表示されない場合は、Rhinoを再起動してください。

   [バリデーションを行う]をクリック。

   [手動でバリデーション]をクリック。


 ※ インターネット接続可能なPCで、赤マルのWebサイトにアクセスします。
   アクセスできない場合は、こちらのページにアクセスをお試しください。
 ※  取得したバリデーションコードは、(3)の項目に入力します。


3. (この手順は、インターネット接続可能なPCで行ってください)

  3-1. バリデーション手続きの開始。
 ・ メールアドレス(ライセンスを管理する方のものをご推奨)、
 ・ お持ちのFlamingo nXt 5ライセンスキー(FL50で始まる英数字)
    を「半角英数」で入力して、[次へ]をクリック。

  3-2. ユーザー登録情報の入力
 
   ユーザー登録に必要な項目を入力して[次へ]をクリック。

  3-3. バリデーションコードの発行
  取得したバリデーションコードは、画面の赤マル部に表示されます。


4. (この手順は、Flamingo nXt 5を使用するPCで行います)

    バリデーションコードを「半角英数」で入力して[次へ」をクリック。
 ※ 上の画面を表示するには、手順「2」を行ってください。

 
    バリデーションの完了。
    [閉じる]をクリックして、バリデーション画面を終了します。

2016年3月1日火曜日

メッシュの設定について

こちらではメッシュオプションについてご紹介いたします。

メッシュの滑らかさを視覚的に確認する方法につきましては、
こちらをご覧ください。


値が0の場合は設定がオフになります

「密度」
ポリゴンのエッジを元のサーフェスにどれくらい近づけるかを0~1の間でコントロールします。

密度:0.1

密度:1


「最大角度」
メッシュにおける隣合うフェース間の最大角度になります。値が小さいほどメッシュが細かくなります。

最大角度:20

最大角度:5


「最大縦横比」
初期グリッドの四角メッシュ内にある三角形の最大縦横費になります。
 最大縦横比:1

最大縦横比:10


「最小エッジ長さ」
メッシュの三角形、四角形の最小エッジの長さをコントロールします。

最小エッジ長さ:0.0001

最小エッジ長さ:0.1

「最大エッジ長さ」
メッシュの三角形、四角形の最長エッジの長さをコントロールします。
またポリゴンの形状が設定された値以下の四方で生成されます。
最大エッジ長さ:0.5

「エッジからサーフェスの最大距離」
生成されるポリゴンが元となるサーフェスからどれだけ離れてよいかの指定となります。
エッジからサーフェスの最大距離:0.0001

「初期グリッドの最小四角メッシュ数」
一つあたりのサーフェスに与えるポリゴンの数の最小値をコントロールします。
この指定により主翼の部分より、補助翼の部分のポリゴンメッシュの密度が高いのがわかります。

初期グリッドの最小四角メッシュ数:200

上記のようにパラメーター設定をうまく使いこなすと、よりきれいなレンダリング、STLでの出力が可能なります。




オブジェクトの滑らかさを視覚的に確認する方法。

フラットシェーディング/FlatShade

こちらでは対象のオブジェクトの滑らかさを視覚的に確認する方法(フラットシェーディング)についてご紹介いたします。

概要
フラットシェーディング/FlatShadeとは、
現在のビューポートにおいて、それぞれのレンダリングメッシュ面が見えるようスムージングをしないでシェーディング表示する機能となります。
※場所:ビューメニュー>フラットシェーディング

   


・フラットシェーディングがオフの場合


・フラットシェーディングがオンの場合

※表示モードをレンダリングにすると確認しやすいです。