2011年10月25日火曜日

Rhinocerosを診断②: プラグインツールが原因?

ライノセラスには、フラミンゴボンゴクロスキャドをはじめ、
機能を追加・強化する、多種多様なプラグインツールがあります。
※ 開発元こちらのページ(英語)では、ライノの関連製品を紹介しています。
プラグインツールは、ご利用環境や作業を快適にしますが、
ソフトウェア自体の問題やプラグインツール同士の競合により、
ライノの動作が不安定になることがあります。


特に、新たにプラグインツールをインストールした直後等、

プラグインツールによる原因かどうか確認するには、
対象のプラグインをライノに読込ませずに、ライノを起動します。

プラグインツールの読込みを保護する設定は、次のとおりです。

1. Rhinoオプションの「プラグイン」ページを開く

※ Rhinoオプションを開くには、ツールメニュー>オプション を実行。

2.
読込ませない(ロードしない)プラグインを指定。対象のプラグインツールの「ロード保護」をチェック。


画像のダイアログで[はい]を選択。
Rhinoオプションを[OK]で閉じて、ライノを終了します。


3. ライノを起動。
ライノを通常どおり起動すると、手順2で選択したプラグインを
ロードするか
確認するダイアログが表示されます。

※ 例では、ACIS(*.sat)形式をライノに直接入力する、
  データ変換ツール「CrossCad」を選択しています。

このダイアログで[いいえ]を選択すると、対象のプラグインを
読込ませずに、ライノを起動します。

なお、ロード保護を解除
(読込みできるように)するには、
手順2で指定したプラグインからチェックを外します。
※ 次回ライノ起動時より、自動的に読込まれます。



Rhinocerosのトラブル診断

an brings u all out 2,

2011年10月19日水曜日

インストールFAQ: ライノ旧バージョンからアップグレード

Rhinoceros4.0アップグレード版のインストールを行う場合、
4.0を使用するコンピューターで、アップグレード可能かどう
か、
お持ちのRhino旧バージョンを確認します。


旧バージョンの確認は、
次のいずれかによって行います。
■ お使いのコンピューターに、旧バージョンをインストール

■ 旧バージョンのインストールCDを使って、アップグレードを認証

したがって、予め旧バージョンのインストールは必要ありませんが、
Rhino3.0からアップグレードを行う場合3.0のCDが認識されないため、
4.0のインストール前に
、3.0のインストールを行ってください。
64ビット版Windows7でご利用の場合は、こちらをご参照ください。

なお、Rhino旧バージョン(1.0, 1.1, 2.0)のインストールCDを使
って
認証を行うアップグレードの手順は、以下のとおりです。
※ Windows7で、CDメディアの挿入動作に自動再生を使用の例です。

1. Rhino4.0インストールCDの「CD1」(黒ラベル)を
  コンピューターのCD-ROMドライブにセット。

  画面の指示に従って、インストール作業を始めます。

2. ユーザー情報を入力後、 旧バージョンの認証を促されます。  Rhino旧バージョン(1.0, 1.1, 2.0)いずれかのCDを挿入して、  [次へ]をクリック。


※ 自動再生のウィンドウが表示された場合は、[X]ボタンで閉じてください。


3. CDが認識されアップグレードの認証が完了したら、  4.0のインストールCDに入れ替えて、[次へ]をクリック。
※ 自動再生ウィンドウが表示された場合は、
  手順2と同様に、
[X]ボタンで閉じてください。

4. 画面の指示に従ってRhino4.0のインストール作業を
  続けてください。


インストール完了後、Rhino4.0を起動して、
ライセンスの認証(ライセンス・バリデーション)を行ってください。
ユーザー登録もお願いいたします)


2011年10月7日金曜日

寸法の値が表示されません


ライノセラスには、思いのままモデリングできるよう
サーフェス作成・編集機能を、
多種多様に用意していますが、
寸法ツール(*)を使って、寸法やテキストの作成も可能です。※ 画像のモデルは、開発元認定トレーニング「Rhino基礎モデリング」の教材です

(*) 各種作図機能は、寸法メニュー以下にあります。
この機能も、前回と同様に、
OpenGLの機能を利用しており、
お使いのグラフィックカードやそのドライバーソフトによっては、
画像右側のように、寸法の値が表示されないことがあります。
(なお、プロパティでは、寸法の情報が確認できます)


その対処策としまして、以下を上から順にお試しください。
・ グラフィックカードのドライバーソフトを更新。

RhinoオプションのOpenGL設定を変更。
 
 〈OpenGL設定(ハードウェアモード)の変更手順〉
 

 1) ライノのツールメニュー>オプション を実行。
 2) [画面]ページ以下の[OpenGL]ページを選択。
 3) 「アクセラレートされた...」の項目からチェックを外す。
 4) Rhinoオプションダイアログを[OK]で閉じる。

2011年10月3日月曜日

画像が表示されません - 背景ビットマップ


ビットマップやJPEG等、画像を下敷きに、画像をトレースしながら
モデリングを行うには、
BackgroundBitmapコマンド(*)を使用します。
※ 画像のモデルは、開発元チュートリアルより。

(*) ビューメニュー>背景ビットマップ以下

このコマンドは、画像をビューポートに読み込んで配置するほか、
画像の移動、ビュー上の点に整列といった変形を行うこともできます。
なお、入力可能な画像の形式は、次のとおりです。
*.bmp, *.tga, `.jpg, *.pcx, *.png, *.tif

また、画像の表示には、
OpenGLの機能を使用しており、
お使いのグラフィックカードやそのドライバーソフトによって
画像が表示されないことがあります。

その対処策として...

・ グラフィックカードのドライバーソフトを更新

・ 画像の大きさを変更をお試しください。
特に、画像の大きさは、ご利用の環境によって制限があります。
詳細は、こちらのページをご覧ください。