アプリクラフトでは、誠に勝手ながら、下記のとおり、
サポート業務をお休みさせていただきます。
期 間: 2011年12月28日(水)~2012年 1月 5日(木)
※ 2012年 1月6日(金)より通常業務を開始します。
この期間中にいただいた、お問い合わせにつきましては、
1月6日(金)以降のご対応となりますことをご了解頂きたく存じます。
アプリクラフト テクニカルサポート
2011年12月5日月曜日
2011年11月18日金曜日
Rhino4.0インストールCDの内容
ライノセラス4.0の製品パッケージ(DVDケース内)には、
インストールCDが2枚収められています。
これらのCDには、インストールで使用するプログラムのほか、
様々な情報やドキュメントが収められています。
CDそれぞれの内容は、次のとおりです。
※ 画像は、CDラベルとそのCDを読込んだ際のメニュー画面です。
・ Rhinoceros4.0 「CD1」(黒ラベル)
Rhino4.0のインストールは、この「CD1」を使用します。
(画像メニュー画面の「Rhinoceros 4.0のインストール」を
クリックすると、インストールプログラムが起動します)
その他、ライセンスに関するご留意や操作方法に関する情報、
サポートやプラグインツールを紹介しています。
・ Rhinoceros4.0 「CD2」(赤ラベル)
「CD2」には、ユーザーガイドやトレーニングコースで
使用するマニュアルが、PDF形式(*)で収められています。
(*) PDFファイルをお読みいただくためにはAdobe® Reader® が必要です。
最新のAdobe Readerはアドビ社のこちらよりダウンロードできます。
また、Flamingo1.0/1.1、Bongo1.0、Penguin1.0をお持ちであれば、
それぞれのサービスリリースをインストールすることにより、
Rhino4.0上でも利用することができます。
インストール方法につきましては、こちらをご参考ください。
ready go 4 min,
2011年11月15日火曜日
Rhino4.0機能紹介 - 見えるものを選択
オブジェクトを選択する機能を紹介します。
※ サンプルは、Rhino 3Dモデル集「Savanna3D」より。
SelVisibleコマンドは、ビューポート内で、手前に配置されているオブジェクト、
つまり、シェーディング表示を行って、ビュー内で見えているもの(*)を選択します。
(*) サーフェス、ポリサーフェス、ポリゴンメッシュが選択できます。
※ 画像はGIFアニメーションです。クリックしてご覧ください。
コマンドの実行は、コマンドエリアに「SelVisible」とタイプ入力して
[Enter]キーを実行します。
また、オブジェクトの選択は、選択したいオブジェクトが見えるビューで
交差窓を使って選択します。
サンプルのモデルでは、Rightビューで選択を行って、
右半分(Topビューから見た)を選択しています。
※ サンプルは、Rhino 3Dモデル集「Savanna3D」より。
SelVisibleコマンドは、ビューポート内で、手前に配置されているオブジェクト、
つまり、シェーディング表示を行って、ビュー内で見えているもの(*)を選択します。
(*) サーフェス、ポリサーフェス、ポリゴンメッシュが選択できます。
※ 画像はGIFアニメーションです。クリックしてご覧ください。
コマンドの実行は、コマンドエリアに「SelVisible」とタイプ入力して
[Enter]キーを実行します。
また、オブジェクトの選択は、選択したいオブジェクトが見えるビューで
交差窓を使って選択します。
サンプルのモデルでは、Rightビューで選択を行って、
右半分(Topビューから見た)を選択しています。
2011年11月7日月曜日
「ライセンスマネージャと通信できません」パート3
Rhino4.0を起動した際、「ライセンスマネージャと通信できません」という
メッセージが表示され、Rhinoが起動できない事象が報告されています。
この事象は、以前のブログでもご案内のとおり、お使いのPCに、
ライセンスマネージャファイルがインストールされていない、
または、ご利用のWindowsの設定等が原因と考えられます。
本事象の詳細、並びに対処法につきましては、
開発元こちらのページでご案内しております。
上記ページの解決策を、上から順にお試しください。
なお、Windows Vistaまたは7をご利用の場合は、
こちらを併せてご参照ください。
また、Rhino5.0 Beta版をお使いのPCからアンインストールした後、
同様のエラーが発生する場合があります。
これは、5.0 Beta版が、Rhino4.0と同じライセンスマネージャ
ファイルを使用していることから、アンインストールの際、
ライセンスマネージャファイルが削除されてしまうことが原因です。
※ 対処策は、上記にご案内の開発元ページの内容と同様です。
つきましては、5.0 Beta版をアンインストールする際は、
アンインストールを実行する前に、ライセンスマネージャファイルをデスクトップ等に移動してください。
詳細は、こちらのページにあるQ2の項目をご参照ください。
メッセージが表示され、Rhinoが起動できない事象が報告されています。
この事象は、以前のブログでもご案内のとおり、お使いのPCに、
ライセンスマネージャファイルがインストールされていない、
または、ご利用のWindowsの設定等が原因と考えられます。
本事象の詳細、並びに対処法につきましては、
開発元こちらのページでご案内しております。
上記ページの解決策を、上から順にお試しください。
なお、Windows Vistaまたは7をご利用の場合は、
こちらを併せてご参照ください。
また、Rhino5.0 Beta版をお使いのPCからアンインストールした後、
同様のエラーが発生する場合があります。
これは、5.0 Beta版が、Rhino4.0と同じライセンスマネージャ
ファイルを使用していることから、アンインストールの際、
ライセンスマネージャファイルが削除されてしまうことが原因です。
※ 対処策は、上記にご案内の開発元ページの内容と同様です。
つきましては、5.0 Beta版をアンインストールする際は、
アンインストールを実行する前に、ライセンスマネージャファイルをデスクトップ等に移動してください。
詳細は、こちらのページにあるQ2の項目をご参照ください。
2011年10月25日火曜日
Rhinocerosを診断②: プラグインツールが原因?
ライノセラスには、フラミンゴやボンゴ、クロスキャドをはじめ、
機能を追加・強化する、多種多様なプラグインツールがあります。
※ 開発元こちらのページ(英語)では、ライノの関連製品を紹介しています。
プラグインツールは、ご利用環境や作業を快適にしますが、
ソフトウェア自体の問題やプラグインツール同士の競合により、
ライノの動作が不安定になることがあります。
特に、新たにプラグインツールをインストールした直後等、
プラグインツールによる原因かどうか確認するには、
対象のプラグインをライノに読込ませずに、ライノを起動します。
プラグインツールの読込みを保護する設定は、次のとおりです。
1. Rhinoオプションの「プラグイン」ページを開く。
※ Rhinoオプションを開くには、ツールメニュー>オプション を実行。
2. 読込ませない(ロードしない)プラグインを指定。対象のプラグインツールの「ロード保護」をチェック。
画像のダイアログで[はい]を選択。
Rhinoオプションを[OK]で閉じて、ライノを終了します。
3. ライノを起動。
ライノを通常どおり起動すると、手順2で選択したプラグインを
ロードするか確認するダイアログが表示されます。
※ 例では、ACIS(*.sat)形式をライノに直接入力する、
データ変換ツール「CrossCad」を選択しています。
このダイアログで[いいえ]を選択すると、対象のプラグインを
読込ませずに、ライノを起動します。
なお、ロード保護を解除(読込みできるように)するには、
手順2で指定したプラグインからチェックを外します。
※ 次回ライノ起動時より、自動的に読込まれます。
機能を追加・強化する、多種多様なプラグインツールがあります。
※ 開発元こちらのページ(英語)では、ライノの関連製品を紹介しています。
プラグインツールは、ご利用環境や作業を快適にしますが、
ソフトウェア自体の問題やプラグインツール同士の競合により、
ライノの動作が不安定になることがあります。
特に、新たにプラグインツールをインストールした直後等、
プラグインツールによる原因かどうか確認するには、
対象のプラグインをライノに読込ませずに、ライノを起動します。
プラグインツールの読込みを保護する設定は、次のとおりです。
1. Rhinoオプションの「プラグイン」ページを開く。
※ Rhinoオプションを開くには、ツールメニュー>オプション を実行。
2. 読込ませない(ロードしない)プラグインを指定。対象のプラグインツールの「ロード保護」をチェック。
画像のダイアログで[はい]を選択。
Rhinoオプションを[OK]で閉じて、ライノを終了します。
3. ライノを起動。
ライノを通常どおり起動すると、手順2で選択したプラグインを
ロードするか確認するダイアログが表示されます。
※ 例では、ACIS(*.sat)形式をライノに直接入力する、
データ変換ツール「CrossCad」を選択しています。
このダイアログで[いいえ]を選択すると、対象のプラグインを
読込ませずに、ライノを起動します。
なお、ロード保護を解除(読込みできるように)するには、
手順2で指定したプラグインからチェックを外します。
※ 次回ライノ起動時より、自動的に読込まれます。
2011年10月19日水曜日
インストールFAQ: ライノ旧バージョンからアップグレード
Rhinoceros4.0アップグレード版のインストールを行う場合、
4.0を使用するコンピューターで、アップグレード可能かどうか、
お持ちのRhino旧バージョンを確認します。
旧バージョンの確認は、次のいずれかによって行います。
■ お使いのコンピューターに、旧バージョンをインストール
■ 旧バージョンのインストールCDを使って、アップグレードを認証
したがって、予め旧バージョンのインストールは必要ありませんが、Rhino3.0からアップグレードを行う場合、3.0のCDが認識されないため、
4.0のインストール前に、3.0のインストールを行ってください。
※ 64ビット版Windows7でご利用の場合は、こちらをご参照ください。
なお、Rhino旧バージョン(1.0, 1.1, 2.0)のインストールCDを使って
認証を行うアップグレードの手順は、以下のとおりです。
※ Windows7で、CDメディアの挿入動作に自動再生を使用の例です。
1. Rhino4.0インストールCDの「CD1」(黒ラベル)を
コンピューターのCD-ROMドライブにセット。
画面の指示に従って、インストール作業を始めます。
2. ユーザー情報を入力後、 旧バージョンの認証を促されます。 Rhino旧バージョン(1.0, 1.1, 2.0)いずれかのCDを挿入して、 [次へ]をクリック。
※ 自動再生のウィンドウが表示された場合は、[X]ボタンで閉じてください。
3. CDが認識されアップグレードの認証が完了したら、 4.0のインストールCDに入れ替えて、[次へ]をクリック。
※ 自動再生ウィンドウが表示された場合は、
手順2と同様に、[X]ボタンで閉じてください。
4. 画面の指示に従って、Rhino4.0のインストール作業を
続けてください。
インストール完了後、Rhino4.0を起動して、
ライセンスの認証(ライセンス・バリデーション)を行ってください。(ユーザー登録もお願いいたします)
4.0を使用するコンピューターで、アップグレード可能かどうか、
お持ちのRhino旧バージョンを確認します。
旧バージョンの確認は、次のいずれかによって行います。
■ お使いのコンピューターに、旧バージョンをインストール
■ 旧バージョンのインストールCDを使って、アップグレードを認証
したがって、予め旧バージョンのインストールは必要ありませんが、Rhino3.0からアップグレードを行う場合、3.0のCDが認識されないため、
4.0のインストール前に、3.0のインストールを行ってください。
※ 64ビット版Windows7でご利用の場合は、こちらをご参照ください。
なお、Rhino旧バージョン(1.0, 1.1, 2.0)のインストールCDを使って
認証を行うアップグレードの手順は、以下のとおりです。
※ Windows7で、CDメディアの挿入動作に自動再生を使用の例です。
1. Rhino4.0インストールCDの「CD1」(黒ラベル)を
コンピューターのCD-ROMドライブにセット。
画面の指示に従って、インストール作業を始めます。
2. ユーザー情報を入力後、 旧バージョンの認証を促されます。 Rhino旧バージョン(1.0, 1.1, 2.0)いずれかのCDを挿入して、 [次へ]をクリック。
※ 自動再生のウィンドウが表示された場合は、[X]ボタンで閉じてください。
3. CDが認識されアップグレードの認証が完了したら、 4.0のインストールCDに入れ替えて、[次へ]をクリック。
※ 自動再生ウィンドウが表示された場合は、
手順2と同様に、[X]ボタンで閉じてください。
4. 画面の指示に従って、Rhino4.0のインストール作業を
続けてください。
インストール完了後、Rhino4.0を起動して、
ライセンスの認証(ライセンス・バリデーション)を行ってください。(ユーザー登録もお願いいたします)
2011年10月7日金曜日
寸法の値が表示されません
ライノセラスには、思いのままモデリングできるよう
サーフェス作成・編集機能を、多種多様に用意していますが、
寸法ツール(*)を使って、寸法やテキストの作成も可能です。※ 画像のモデルは、開発元認定トレーニング「Rhino基礎モデリング」の教材です。
(*) 各種作図機能は、寸法メニュー以下にあります。
この機能も、前回と同様に、OpenGLの機能を利用しており、
お使いのグラフィックカードやそのドライバーソフトによっては、
画像右側のように、寸法の値が表示されないことがあります。
(なお、プロパティでは、寸法の情報が確認できます)
その対処策としまして、以下を上から順にお試しください。
・ グラフィックカードのドライバーソフトを更新。
・ RhinoオプションのOpenGL設定を変更。
〈OpenGL設定(ハードウェアモード)の変更手順〉
1) ライノのツールメニュー>オプション を実行。
2) [画面]ページ以下の[OpenGL]ページを選択。
3) 「アクセラレートされた...」の項目からチェックを外す。
4) Rhinoオプションダイアログを[OK]で閉じる。
2011年10月3日月曜日
画像が表示されません - 背景ビットマップ
ビットマップやJPEG等、画像を下敷きに、画像をトレースしながら
モデリングを行うには、BackgroundBitmapコマンド(*)を使用します。
※ 画像のモデルは、開発元チュートリアルより。
(*) ビューメニュー>背景ビットマップ以下
このコマンドは、画像をビューポートに読み込んで配置するほか、
画像の移動、ビュー上の点に整列といった変形を行うこともできます。
なお、入力可能な画像の形式は、次のとおりです。
*.bmp, *.tga, `.jpg, *.pcx, *.png, *.tif
また、画像の表示には、OpenGLの機能を使用しており、
お使いのグラフィックカードやそのドライバーソフトによって
画像が表示されないことがあります。
その対処策として...
・ グラフィックカードのドライバーソフトを更新
・ 画像の大きさを変更をお試しください。
特に、画像の大きさは、ご利用の環境によって制限があります。
詳細は、こちらのページをご覧ください。
2011年9月22日木曜日
ツールバーを再表示 - 操作画面のトラブル②
ライノセラス4.0の画面から、ツールバーが消えてしまった場合、
以前ご紹介したToolbarResetコマンドを実行しても、
ツールバーが表示されないことがあります。
この事象の要因に、ツールバーファイルの破損が考えられ、
その対処策として、ツールバーファイルのバックアップを使って、
ツールバーの再設定及び表示を行ってください。
再設定及びツールバー表示の手順は、以下をご参照ください。
※ 作業を始める前に...
Windowsのフォルダーオプション(*)で、全てのファイルやフォルダーが
表示されるよう設定されているかご確認ください。
(*) [フォルダー オプション]ウィンドウは、各OSで以下の順に開き、
画像のハイライトされた項目を選択してください。
・Windows XP
[スタート]-[コントロールパネル]-[フォルダオプション]を開く。
・Windows Vista, 7
[スタート]-[コントロールパネル]-[デスクトップのカスタマイズ]-
[すべてのファイルとフォルダーを表示]を選択。
1. ツールバーの設定ダイアログを開きます。
ライノのツールメニュー>ツールバーレイアウトを実行。
※ツールバーダイアログの「ツールバーコレクションファイル」の項で
「default」(デフォルトのツールバー)が表示されている場合は、
項目内で「default」を選択後、右クリックして「閉じる」を選択し、
デフォルトのツールバーファイルが閉じてください。
2. ツールバーのバックアップファイルを開きます。
「ツールバー」ダイアログのファイルメニュー>開く を実行し、
バックアップファイル「default_backup.tb」を開く。
上記バックアップファイルは、以下フォルダーに保存されています。
・Windows XP
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\Rhinoceros\4.0
・Windows Vista, 7
C:\Program Data\McNeel\Rhinoceros\4.0
※ 上記はいずれもデフォルトでインストールした場合です。
3. デフォルトのツールバーを表示設定します。
1) ツールバーダイアログの「ツールバーコレクションファイル」の項で
「default_backup」を選択。
2) 「ツールバー」の項で、「標準」「メイン1」「メイン2」ツールバーを
選択し、ツールバーダイアログを閉じる。
今回使用したツールバーファイル「default_backup.tb」は、
今後のバックアップのため、コピーして保存しておくことを
お勧めいたします。
以前ご紹介したToolbarResetコマンドを実行しても、
ツールバーが表示されないことがあります。
この事象の要因に、ツールバーファイルの破損が考えられ、
その対処策として、ツールバーファイルのバックアップを使って、
ツールバーの再設定及び表示を行ってください。
再設定及びツールバー表示の手順は、以下をご参照ください。
※ 作業を始める前に...
Windowsのフォルダーオプション(*)で、全てのファイルやフォルダーが
表示されるよう設定されているかご確認ください。
(*) [フォルダー オプション]ウィンドウは、各OSで以下の順に開き、
画像のハイライトされた項目を選択してください。
・Windows XP
[スタート]-[コントロールパネル]-[フォルダオプション]を開く。
・Windows Vista, 7
[スタート]-[コントロールパネル]-[デスクトップのカスタマイズ]-
[すべてのファイルとフォルダーを表示]を選択。
1. ツールバーの設定ダイアログを開きます。
ライノのツールメニュー>ツールバーレイアウトを実行。
※ツールバーダイアログの「ツールバーコレクションファイル」の項で
「default」(デフォルトのツールバー)が表示されている場合は、
項目内で「default」を選択後、右クリックして「閉じる」を選択し、
デフォルトのツールバーファイルが閉じてください。
2. ツールバーのバックアップファイルを開きます。
「ツールバー」ダイアログのファイルメニュー>開く を実行し、
バックアップファイル「default_backup.tb」を開く。
上記バックアップファイルは、以下フォルダーに保存されています。
・Windows XP
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\Rhinoceros\4.0
・Windows Vista, 7
C:\Program Data\McNeel\Rhinoceros\4.0
※ 上記はいずれもデフォルトでインストールした場合です。
3. デフォルトのツールバーを表示設定します。
1) ツールバーダイアログの「ツールバーコレクションファイル」の項で
「default_backup」を選択。
2) 「ツールバー」の項で、「標準」「メイン1」「メイン2」ツールバーを
選択し、ツールバーダイアログを閉じる。
今回使用したツールバーファイル「default_backup.tb」は、
今後のバックアップのため、コピーして保存しておくことを
お勧めいたします。
2011年9月21日水曜日
Zoo4.0設定チェックリスト: Rhinoが起動しません
ライセンス管理ツール「Zoo4.0」を用いて、ライノを起動しようとすると、
画像のメッセージが表示され、 起動できないことがあります。
この事象は、主に次のような要因が考えられ、
・ Zooが起動されていない。
・ Zooライセンスサービスを開始していない。
・ Zooを実行するPCとRhinoを使用するPCが
同じワークグループに所属していない。
ご利用環境でのネットワークやZooの設定・動作確認としまして、
以下チェックリストそれぞれの項目をご確認ください。
◆ ネットワークに関する確認
ZooをインストールしたPC、及びライノ4.0を使用するPCが、
□ 同じLANに、有線でネットワーク接続。
□ 同じ「ワークグループ」(または「Windowsドメイン」)に所属。
その他ネットワークに関する留意点は、Zooウィキをご参照ください。
◆ アプリケーションに関する確認①: Zoo
□ 「Zoo4.0」の最新バージョンを使用。
お使いのZooのバージョン(日付)を確認するには、
ZooのHelpメニュー>About Zoo を実行します。
(Zoo4.0は、こちらからダウンロードできます)
※ 2011年9月21日現在のバージョン
□ Zooに利用可能なライセンスがある。
ZooウィンドウのStatus(使用状況)欄に、
「Available」(利用可能)なライセンスがあるか確認。
※ 使用中(チェックアウト)の場合は「In Use」(Checked out)と表示されます。
□ Zooライセンスサービスを開始。
Start Zoo Serviceコマンドが実行されているか確認。
※ 既に実行されている場合は、上記コマンドは選択できません。
◆ アプリケーションに関する確認②: ライノセラス4.0
□ ライノ4.0サービスリリースを最新版に更新。
サービスリリースのダウンロード及び
インストール方法は、こちらをご覧ください。
現在お使いのサービスリリースを確認するには、
Windowsのアンインストール機能ウィンドウ内(*)の一覧より
「Rhinoceros 4.0」や「Rhinoceros 4.0 SR9」等の表示を確認します。
(*) アンインストール機能ウィンドウを開くには、各OSでそれぞれ以下を行います。
・Windows XP
[スタート]-[コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]を選択。
・Windows Vista, 7
[スタート]-[コントロールパネル]-[プログラム]-[プログラムと機能]を選択。
2011年9月16日金曜日
オブジェクトスナップの文字化け
Rhinoceros4.0で、オブジェクトスナップ(Osnap)で指定した箇所の点(端点、交点など)の文字が乱れる、または文字化けして表示される事象が報告されています。
オブジェクトスナップの表示はグラフィックカードの機能を使用するため、事象が発生された場合は、以下を参考に、Windowsハードウェアアクセラレータから、ご利用のグラフィックカードの表示機能を調整いただきお試しください。
※Rhinoceros4.0で動作確認済みグラフィックカードについてはコチラ。
・ハードウェアアクセラレータの調整
1. Windows[スタート]メニュー>[コントロールパネル]より[画面]をクリック。
2. [画面のプロパティ]ウインドウ内 の[設定]>[詳細設定]をクリック。3. 次に開いたウインドウで[トラブルシューティング]をクリック。
4. ハードウェアアクセラレータの項目にあるスライダーバーを、左へ1目盛りずつ移動して[適用]をクリック。
5. [OK]をクリックして全てのウインドウを閉じた後、Rhinoceros4.0を起動して表示を
ご確認ください。
なお、グラフィックカードのドライバーの仕様により、上記2.の項目の「詳細設定」がグレイアウトされ、ハードウェアアクセラレータの調整が行えない場合がございます。その場合は、以下を参照にRhinoceros4.0のカーソルツールヒントの設定をお試しください。
※カーソルツールヒントは、グラフィックカードの機能を使用せず、オブジェクトスナップの表示を行います。
1. Rhinoceros4.0を起動して、[ツール]メニュー>[オプション]をクリック。2. Rhinoオプションダイアログ内の[モデリング補助機能]ページにて、[ダイナミックオブジェクトスナップ表示]項目を[なし]に変更。
3. 続いて、[モデリング補助機能]横の+マークをクリックして、[カーソルツールヒント]ページの[カーソルツールヒントを使用]にチェック。その下の[オブジェクトスナップ]にもチェックが入っていることを確認して[OK]をクリック。
4. Rhinoceros4.0を再起動して表示をご確認ください。
オブジェクトスナップの表示はグラフィックカードの機能を使用するため、事象が発生された場合は、以下を参考に、Windowsハードウェアアクセラレータから、ご利用のグラフィックカードの表示機能を調整いただきお試しください。
※Rhinoceros4.0で動作確認済みグラフィックカードについてはコチラ。
・ハードウェアアクセラレータの調整
1. Windows[スタート]メニュー>[コントロールパネル]より[画面]をクリック。
2. [画面のプロパティ]ウインドウ内 の[設定]>[詳細設定]をクリック。3. 次に開いたウインドウで[トラブルシューティング]をクリック。
4. ハードウェアアクセラレータの項目にあるスライダーバーを、左へ1目盛りずつ移動して[適用]をクリック。
5. [OK]をクリックして全てのウインドウを閉じた後、Rhinoceros4.0を起動して表示を
ご確認ください。
なお、グラフィックカードのドライバーの仕様により、上記2.の項目の「詳細設定」がグレイアウトされ、ハードウェアアクセラレータの調整が行えない場合がございます。その場合は、以下を参照にRhinoceros4.0のカーソルツールヒントの設定をお試しください。
※カーソルツールヒントは、グラフィックカードの機能を使用せず、オブジェクトスナップの表示を行います。
1. Rhinoceros4.0を起動して、[ツール]メニュー>[オプション]をクリック。2. Rhinoオプションダイアログ内の[モデリング補助機能]ページにて、[ダイナミックオブジェクトスナップ表示]項目を[なし]に変更。
3. 続いて、[モデリング補助機能]横の+マークをクリックして、[カーソルツールヒント]ページの[カーソルツールヒントを使用]にチェック。その下の[オブジェクトスナップ]にもチェックが入っていることを確認して[OK]をクリック。
4. Rhinoceros4.0を再起動して表示をご確認ください。
ラベル:
Rhino,
トラブル解決: 操作画面,
トラブル解決: 表示
2011年9月12日月曜日
グラスホッパーFAQ: ③起動しません(2)
Rhino用パラメトリック・デザインツール「Grasshopper」を
起動しようとすると、画像左のメッセージが表示され、
「Rhinoプラグインエラー」のため、起動できないことがあります。
※ 現在、「Windows 7 64ビット版」上での発生を報告いただいております。
この事象も、こちらの投稿と同様に、
グラスホッパーをRhinoに読込ませるために必要な
「Microsoft C++ ランタイムライブラリー」が、
お使いのコンピューターにインストールされていない、
または、ランタイムライブラリーのバージョンが
グラスホッパーで使用するものと異なっていることが原因です。
対処策としまして、この事象の場合も、
ランタイムライブラリーのインストールプログラムを
Microsoft社のこちらよりダウンロードした後、
インストールを行ってください。
※ 64ビットOSをご利用の場合であっても、
「vcredist_x86.EXE」(32ビットOS用)という名前の
ファイルをダウンロードしてください。
インストールは、プログラムをデスクトップ等に保存後、
ファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。
画面の指示に従って、インストール作業を進めてください。
※ 上記プログラムのインストールを行っても起動しない場合は
Grasshopperをアンインストールした後、
1) ランタイムライブラリー、2) Grasshopperの順に
今一度インストールを行ってください。
2011年9月8日木曜日
スカラプティングについて
最近は、Grasshopper等を利用したコンピュテーショナルデザイン、モデリングが普及しはじましたが、Rhinoの本質は、NURBSの特性を利用した形状モデリングです。
その中でも、スカラプティングはまさにNURBS、非均一にコントロールポイントを配置してそのコントロールぽんとを3次元的に編集することで、意図する形状を最小の数のコントロールポイントでモデリングします。
こ こでいう編集とは、コントロールポイントを3次元的に移動する(Moveコマンド)、あるいは、サーフェスの法線方向や、UV方向に移動する (MoveUVNコマンド)ことを指します。スカラプティングは、Rhinoオフィシャルトレーニングブックで紹介されていますが、既に絶版のため、ここ で触れてみたいと思います。
スカラプティングは、Rhinoデザイナーで著名な、”Phil Frank”が命名したものですが、その一例を下記に紹介します。
図1;サングラスの基本形状の最終の形
デザイナーは常に最終形状を頭の中にイメージしていると思います。
モデリングする際には、出来るだけ少ないコントロールポイントで定義されるものにしたいものですが、一般的な、外形のカーブや、セクションカーブから、スイープや、ネットワークサーフェスコマンドで作成すると思いのほか、コントロールポイントが増えてしまいます。
図2;EdgeSrfコマンドで増す簡単なサーフェスを作る。
サーフェス生成コマンドの中で、EdgeSrfコマンドは、定義した4辺(または3辺)のカーブの特性をそのまま保持してサーフェスを作成します。
図3;InsertKnotコマンドで、ノットを挿入し、コントロールポイントを必要な箇所に追加する。
コントロールポイントを増やす方法は、サーフェスのリビルドがありますが、このコマンドは、コントロールポイントを均等に配置します。つまりNURBSの意味する、Non Uniform(非均等)の特性を持たないわけです。
そ こで、InsertKnotコマンドを使用して、形状の変化を行いたい部分にコントロールポイントを増やします。コントロールポイントの数=次数+ノット の数ですから、ノットを追加した数だけ、コントロールポイントが増えます。このサングラスでは、中央部よりまず、上下のエッジ部分に厚みを持たせるため上 下のエッジに2つづつ挿入しています。
図4;上下にエッジ部分に2列のコントロールポイントを追加した状態
図5;上下端のコントロールポイントの列を、3次元的に移動して厚みを与えます。
ここでは、単に、Moveコマンドで移動することも出来ますし、MoveUVNコマンドで、サーフェスの法線やUV方向を意識しながら移動させることも出来ます。
図6;さらに微調整します。
図7;次に、ブリッジ部分を編集するために、縦方向にノットを挿入します。
図8;同じようにコントロールポイントを3次元的に移動して形を整えますが、この時、あらゆる角度からモデルを見ると良いでしょう。
図9;外側のサーフェスの完成
図10,11,12,13;内側のサーフェスも同様に行います。
こ こで、スカラプティングでモデリングするメリットですが、このような複雑な形状が少ないサーフェスで作成出来るということです。一枚のサーフェス形状を定 義している限り、連続性を考慮する必要が無いということです。(ただしサーフェスを2次で作成している場合は、ノット部分での連続性の保障は接線連続、3 次の場合は曲率連続となります。)
またこの手法ではフィレットを付ける必要がありません。フィレットを付けなくて良いということは、容易に基本サーフェスの形を変えられるということです。
一 方、スカラプティングでモデリングすることのディメリットは、”コントロールポイントの数をあまり増やすとモデリングの手間がかかりすぎる”、”モデリン グの履歴を残せない”、”人の個性やセンスによって出来上がる形状が全く異なる”等があります。また2次元の図面やスケッチから作成することに成れてし まっている人は最初は戸惑うでしょう。
目的や好みに合わせて使うと良いでしょう。
その中でも、スカラプティングはまさにNURBS、非均一にコントロールポイントを配置してそのコントロールぽんとを3次元的に編集することで、意図する形状を最小の数のコントロールポイントでモデリングします。
こ こでいう編集とは、コントロールポイントを3次元的に移動する(Moveコマンド)、あるいは、サーフェスの法線方向や、UV方向に移動する (MoveUVNコマンド)ことを指します。スカラプティングは、Rhinoオフィシャルトレーニングブックで紹介されていますが、既に絶版のため、ここ で触れてみたいと思います。
スカラプティングは、Rhinoデザイナーで著名な、”Phil Frank”が命名したものですが、その一例を下記に紹介します。
図1;サングラスの基本形状の最終の形
デザイナーは常に最終形状を頭の中にイメージしていると思います。
モデリングする際には、出来るだけ少ないコントロールポイントで定義されるものにしたいものですが、一般的な、外形のカーブや、セクションカーブから、スイープや、ネットワークサーフェスコマンドで作成すると思いのほか、コントロールポイントが増えてしまいます。
図2;EdgeSrfコマンドで増す簡単なサーフェスを作る。
サーフェス生成コマンドの中で、EdgeSrfコマンドは、定義した4辺(または3辺)のカーブの特性をそのまま保持してサーフェスを作成します。
図3;InsertKnotコマンドで、ノットを挿入し、コントロールポイントを必要な箇所に追加する。
コントロールポイントを増やす方法は、サーフェスのリビルドがありますが、このコマンドは、コントロールポイントを均等に配置します。つまりNURBSの意味する、Non Uniform(非均等)の特性を持たないわけです。
そ こで、InsertKnotコマンドを使用して、形状の変化を行いたい部分にコントロールポイントを増やします。コントロールポイントの数=次数+ノット の数ですから、ノットを追加した数だけ、コントロールポイントが増えます。このサングラスでは、中央部よりまず、上下のエッジ部分に厚みを持たせるため上 下のエッジに2つづつ挿入しています。
図4;上下にエッジ部分に2列のコントロールポイントを追加した状態
図5;上下端のコントロールポイントの列を、3次元的に移動して厚みを与えます。
ここでは、単に、Moveコマンドで移動することも出来ますし、MoveUVNコマンドで、サーフェスの法線やUV方向を意識しながら移動させることも出来ます。
図6;さらに微調整します。
図7;次に、ブリッジ部分を編集するために、縦方向にノットを挿入します。
図8;同じようにコントロールポイントを3次元的に移動して形を整えますが、この時、あらゆる角度からモデルを見ると良いでしょう。
図9;外側のサーフェスの完成
図10,11,12,13;内側のサーフェスも同様に行います。
こ こで、スカラプティングでモデリングするメリットですが、このような複雑な形状が少ないサーフェスで作成出来るということです。一枚のサーフェス形状を定 義している限り、連続性を考慮する必要が無いということです。(ただしサーフェスを2次で作成している場合は、ノット部分での連続性の保障は接線連続、3 次の場合は曲率連続となります。)
またこの手法ではフィレットを付ける必要がありません。フィレットを付けなくて良いということは、容易に基本サーフェスの形を変えられるということです。
一 方、スカラプティングでモデリングすることのディメリットは、”コントロールポイントの数をあまり増やすとモデリングの手間がかかりすぎる”、”モデリン グの履歴を残せない”、”人の個性やセンスによって出来上がる形状が全く異なる”等があります。また2次元の図面やスケッチから作成することに成れてし まっている人は最初は戸惑うでしょう。
目的や好みに合わせて使うと良いでしょう。
2011年9月5日月曜日
RhinoをスタンドアロンからZooへ
スタンドアロンとしてインストールしたライノセラスを、
「Zoo」(ライセンス管理ソフト)による運用に変更する手順です。
※ Rhinoを再インストールする必要はありません。
1. 『Rhinoを使用するコンピューター』で設定
1) Rhinoのツールメニュー>ライセンスマネージャ以下にある、
「ワークグループノード」を実行。
2) Rhinoを閉じる。
※ 次回Rhino起動時より、Zooにライセンスを要求し、
利用可能なライセンスがあれば、Rhinoが起動されます。
2. 『Zooを使用するコンピューター』で設定
Zooのインストールからバリデーションまでの詳細な手順は、
こちらの「3. 移設先のPCに...」と同様です。ご参照ください。
1) Zooを、開発元ページからダウンロードし、インストール。
2) お持ちのCD-KeyをZooに登録。
Zooに登録後、再度バリデーション作業が必要です。
3) Zooサービスを開始。
3. 『Rhino』を起動。
また、CheckInLicenseコマンドでも、
Zooによる運用(ワークグループノード)に変更できます。
スタンドアロンで使用しているCD-Keyが、Zooに登録されていなければ、
上記コマンドを実行すると、そのRhinoのCD-KeyがZooに追加され、
以降、ワークグループノードで起動します。
(Flamingoでは、FlamingoCheckInLicenseコマンドを使用します)
「Zoo」(ライセンス管理ソフト)による運用に変更する手順です。
※ Rhinoを再インストールする必要はありません。
1. 『Rhinoを使用するコンピューター』で設定
1) Rhinoのツールメニュー>ライセンスマネージャ以下にある、
「ワークグループノード」を実行。
2) Rhinoを閉じる。
※ 次回Rhino起動時より、Zooにライセンスを要求し、
利用可能なライセンスがあれば、Rhinoが起動されます。
2. 『Zooを使用するコンピューター』で設定
Zooのインストールからバリデーションまでの詳細な手順は、
こちらの「3. 移設先のPCに...」と同様です。ご参照ください。
1) Zooを、開発元ページからダウンロードし、インストール。
2) お持ちのCD-KeyをZooに登録。
Zooに登録後、再度バリデーション作業が必要です。
3) Zooサービスを開始。
3. 『Rhino』を起動。
また、CheckInLicenseコマンドでも、
Zooによる運用(ワークグループノード)に変更できます。
スタンドアロンで使用しているCD-Keyが、Zooに登録されていなければ、
上記コマンドを実行すると、そのRhinoのCD-KeyがZooに追加され、
以降、ワークグループノードで起動します。
(Flamingoでは、FlamingoCheckInLicenseコマンドを使用します)
2011年9月1日木曜日
グラスホッパーFAQ: ②起動しません
Rhino用アルゴリズム・エディター「Grasshopper」を起動しようとすると、
画像のメッセージが表示され、起動できないことがあります。
これは、グラスホッパーをRhinoにロードするために必要な
「Microsoft C++ ランタイムライブラリー」というプログラムが、
お使いのコンピューターにインストールされていないか、
あるいは、古いバージョンをご利用されていることが原因です。
対処策としまして、上記プログラムを、
Microsoft社のこちらよりダウンロードした後、
インストールを行ってください。
※「vcredist_x86.EXE」(32ビットOS用)という名前の
ファイルをダウンロードしてください。
インストールプログラムをデスクトップ等に保存後、
ファイルをダブルクリックすると、インストールが開始されます。
画面の指示に従って、インストール作業を進めてください。
※ 上記プログラムのインストールを行っても起動しない場合は
Grasshopperをアンインストールした後、
1) ランタイムライブラリー、2) Grasshopperの順に
今一度インストールを行ってください。
hello - mr. traveling man,
2011年8月26日金曜日
シェーディングをカスタマイズしよう
ライノセラス4.0は、シェーディングやレンダリングといった、
ビューポート表示モードをカスタマイズすることができます。
※ 画像のサンプル設定では、サーフェスの裏側に色を割り当てたり、
オープンエッジの表示、ロックしたオブジェクトに透明効果等を行っています。
画像の設定内容は、本投稿の一番下でご紹介しています。
(モデルは、3Dサンプルモデル集「Savanna3D」より)
その設定は、Rhinoオプションの「高度な設定」ページ(*)で
各表示モードごとに、様々な設定が用意されています。
(*) ツールメニュー>オプションを実行。「画面」ページ以下。
なお、「高度な設定」ページの項目を、初期設定に戻すには、
各ページ左下にある[デフォルトに戻す]ボタンをクリックします。
「シェーディング」表示モードの設定ページを例に、
「高度な設定」の項目をいくつかご紹介します。
①「ビューポートの設定」:ビューポートの背景色を変更
※ デフォルトは、"アプリケーションの設定"。
②「表示」:ビューポート上に表示する項目を設定
※ デフォルトは、全ての項目にチェック。
また、各ビューポート横の[+]マークをクリックすると、
グリッドや各オブジェクト毎の設定も可能です。
(画像は「シェーディング」-「その他の設定」ページの例)
③「パイプラインとコンジット」:描画処理の方法を設定
※寸法線の数値やテキストが表示されなくなった場合等、
「Windows」に設定してお試しください。
④「ステレオモードの設定」:ステレオ表示(3D)を設定
アナグリフ(赤青メガネ)を使用するステレオビュー表示
サンプル画像は、「シェーディング」モードを ベースに
下記のようなカスタマイズ設定を行っています。
・「(表示モード名)」ページ
* ビューポートの設定:「2色グラデーション」
* 背面の設定:「すべての背面に指定色を使用
・「オブジェクト」ページ
* ロックオブジェクトの表示:「オブジェクトを透明で表示」・「サーフェス」ページ
* オープンエッジ:「オープンエッジに別の設定を使用」
* アイソカーブの幅:「0」
なお、「高度な設定」で変更した表示モードは、
テキストファイルの形式(*.ini)で入出力できます。
入出力の方法は、対象の表示モードを選択して
[エクスポート]で出力し、[インポート]で読込ませます。
コンピューターの入替え等、他のPCにライノを移設する場合や
万一のバックアップとしてご利用されると良いでしょう。
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