2012年1月25日水曜日

Rhinoの便利な隠れ機能 その1

【TABキーで、方向をロックする】Rhinoは、キーボードのTABキーを押すことで、
マウスカーソルの位置で、線を描く方向をロック(拘束)できます。
この機能を使用するには、Lineコマンドなどを実行して、
1点目(始点)を指定した後、2点目をクリックする前にTABキーを押します。

この時点で、1点目とマウスカーソルの位置を結ぶ参照線が表示され、

その参照線上で、マウスカーソルの動きを拘束して2点目を指定できます。

なお、TABキーによるロック機能は、2点を指示する必要があるコマンドで動作しますので、ポリライン曲線スケールコマンド等でも使用できます。
特に、オブジェクトスナップを利用して、既存オブジェクトの点の先に
線を描きたい場合に便利です。(詳しくはこちらをご参照ください。)

2012年1月20日金曜日

サーフェスが重なっている部分

Rhino4.0は、同じ平面上に複数のサーフェスが存在する場合や、
サーフェス同士が接するように重なる部分では、
シェーディングやゴーストなどの各種ビュー表示を行った際、
サーフェス同士が重なり合うように表示されます。

※上の画像は、重複部分が存在するサーフェスに
 異なる
レイヤ色を設定してシェーディングを行った例。
また、サーフェスが重複(または接するように重なる)していると、
サーフェス同士の交線を正しく生成することができず、
ブール演算」や「トリム」等のコマンドが実行できない場合がございます。
※ブール演算の実行プロセスについてはこちらのブログをご参考ください。
このようなサーフェスの重複部分については、直接の回避設定は
ございませんため、
一例としまして下記の対処策をお試しください。
1. 「交線」コマンド[曲線>オブジェクトから曲線を作成>交線]で
サーフェス同士の交線を作成。


2. 作成した交線を使って、「トリム」コマンド[編集メニュー>トリム]で
サーフェスの重複部分(本例では赤色のサーフェス)を削除。


なお、サーフェスが重複する場合の対処策をはじめ、ブール演算に関する詳細につきましては、開発元Wikiページ(英文となります)にてご紹介しております。※ページ内の「"Manual" construction and editing is sometimes needed」項目以下の
 リンクから、サーフェスが
重複する場合の作業例をムービーでご覧いただけます。


2012年1月19日木曜日

SketchUpモデルをライノで開く

Rhino4.0は、SketchUpで作成・保存したモデルを
(拡張子: *.skp)開くことができます。


SketchUpのファイルを読込むには、Open
コマンド
[ファイルの種類]から「SketchUp (*.skp)」を選択し、
対象のファイルを開きます。


なお、Rhino4.0は、SketchUp 8に対応していないため、
「バージョン8」で保存したデータを開くことができません。
SketchUp 8で「バージョン7」以前の形式に保存して
  ライノに入力してください。

「バージョン8」の読込み、及びSketchUpへの書出しは、
ライノ次期バージョン「5.0」で対応を予定しています。


また、「5.0」では、SketchUp形式データの入出力に
設定オプションが追加され、機能が拡張されています。


現在開発中のRhino5.0は、より完成度の高いツールに
仕上げられるよう、皆様方の環境でお試しいただくため、
ベータ版(*)を公開しています。

Rhino4.0をお持ちであれば、製品開発にご参加できますので、
是非お試しいただき、皆様のフィードバックをお聞かせください。




do u need a time machine 2?

2012年1月5日木曜日

HAPPY NEW YEAR 2012

皆様

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


アプリクラフト Rhino3Dサポート