2016年2月23日火曜日

フラミンゴ nXt 5 よくある質問

Rhino用レンダリング作成プラグイン「Flamingo nXt 5」に関して、
よくお問い合わせいただく内容をご紹介します。

▶ 製品について

Q1:Flamingo nXt 5の新機能を教えてください。
A1:設定中のモデルを素早く表示する「RTパネル」のほか、
   Rhinoのレンダリングツールを使用した設定画面や機能、
   新しいレンダリングエンジンを搭載しています。
   詳細は、こちらのページをご覧ください。

Q2:Flamingo nXt 5は、日本語に対応していますか?
A2:はい。操作画面、ヘルプとも日本語に対応しています。

Q3:Flamingo旧バージョン「1.0/1.1/2.0」からアップグレードできますか?
A3:「nXt 5アップグレードライセンス」を購入いただくことにより、
       アップグレード可能です。
   なお、製品の価格や購入方法は、こちらでご案内しています。

Q4:Flamingo「nXt」から無償アップグレードできると聞きましたが...
A4:はい。開発元のこちらのページよりお手続きを行ってください
   ※ メールアドレス及びお持ちの「nXt」のライセンスキーが必要です。

Q5:Flamingo nXt 5の動作環境を教えてください。
A5:Windows版Rhinoceros5「64ビット版」SR12以降が必要です。
   ※ 32-bit版OS及び32-bit版ライノ5.0に対応していません。
   ※ Mac版Rhinoに対応していません。
   詳細は、こちらをご参照ください。

Q6:評価版はありますか?試用制限は?
A6:評価版は、弊社フラミンゴ専用ページよりダウンロードできます。
    ダウンロードのお申込みから90日間、製品版と同じ機能を
    すべてお試しいただけます。 

Q7:ユーザーガイドやチュートリアルはありますか?
A7:以下をご用意しております。ご参考ください。
      ・ ユーザーガイド(オンライン)
      ・ ヘルプ(オンライン)

▶ インストール、使用について

Q8:インストールの方法を教えてください。
A8:製品版、アップグレード版、及び評価版のインストール手順を、
   こちらのページでご案内しております。
   また、インストール完了後、ライセンスバリデーションをお手続きください。
   バリデーションの手順は、こちらをご覧ください。

Q9:Flamingo1.0/1.1/2.0/nXtからのアップグレードの方法は?
A9:あらかじめ旧バージョンをインストールしておく必要はありません。
   アップグレードの認証は、nXt 5のライセンスバリデーションの際に、
   旧バージョンのCD-Key(ライセンスキー)を入力します。
   バリデーションの手順は、こちらをご参照ください。

Q10:Flamingo旧バージョンと同じPCで使用できますか。
A10:使用できます。なお、使用するレンダリングツールの切り替えは、
     Rhinoのレンダリングメニュー>現在のレンダラ から選択します。

Q11:評価版を使用しています。製品版を購入しましたが、
         プログラムの再インストールは必要ですか?
A11:いいえ。お使いの評価版を、製品版に変更できます。
     製品版への変更手順は、こちらのページをご参照ください。
     
Q12:Zoo6に対応していますか?
A12:はい。設定方法はこちらをご参照ください。

Q13:Flamingo nXt 5のツールバーが見つかりません。
A13:nXt 5は、「コントロールパネル」(Flamingo nXt 5メニュー以下)で
     操作設定を行います。
    [コントロールパネル]
    マテリアルや照明、背景・地平面のほか、
    出力する解像度、被写界深度が設定できます。

    [Rhinoオプション]-[Flamingo nXt 5]
    ※ Rhinoオプション画面は、ツールメニュー>オプション を選択。
    レンダリングの計算を停止させる条件を設定できます。

フラミンゴ nXt 5: ライセンスバリデーション

Flamingo nXt 5 のライセンスバリデーション(ライセンス認証)の
手順は以下のとおりです。
※  オンライン認証(Flamingoを使用するコンピューターが、
     インターネット接続環境にある場合の手順です。
     インターネット接続環境にない場合のバリデーション手順は、
     こちらのページをご参照ください。

◆ 以下の点にご留意ください。
・ バリデーションは、インストールから「30日以内」に行ってください。
・ バリデーションは、コンピューターやOSの変更等、お使いの環境を
   変更しないかぎり、「1回のみ」実施します。
・ Zooを利用してライセンスを運用する場合は、Zoo上でお手続きください。
   Zoo上でのバリデーションは、こちらをご参照ください。

◆ 旧バージョン(Flamingo 1.0/1.1/2.0/nXt)からアップグレードの場合
 お持ちの旧バージョンのCD-Key(ライセンスキー)をご用意ください。
 バリデーションの画面で、メールアドレスを入力後(以下の手順「3」)
 旧バージョンのCD-Key(「FL**-****-****-****...」の形式で半角英数)を
 入力して、アップグレードの認証を行います。
 アップグレードの認証完了後、引き続きバリデーションをお手続きください。

◆ ライセンスバリデーションの手順
1. Rhinoを起動。

2. Flamingo nXt 5メニュー>コントロールパネルを表示 を選択して、
    Flamingoを起動。
    バリデーション手続きの画面が表示されます。
    ※ 上の画面が表示されない場合は、Rhinoを再起動してください。

    [バリデーションを行う]をクリックして、バリデーションの手続きを開始します。

3. メールアドレスを入力します。入力後、[次へ]をクリック。
    ※ ライセンスを管理される方のアドレスを推奨いたします。

4. ユーザー登録情報の入力(全3ページ)
    ユーザー登録に必要な項目に入力します。
    以降、職業・職種、またRhino以外にご利用のソフトウェアについて、
    該当する項目にチェックを入れて、[次へ]をクリック。

5. バリデーションの準備完了
    入力した内容でバリデーションを行う場合は、[次へ]をクリックします。

6. バリデーションが完了しました。 
    [閉じる]をクリックして、バリデーション画面を終了します。

Zoo6でFlamingo nXt 5/Penguin/Bongo/Brazilを使用するには。

「Zoo6」を使って、Rhino用プラグインツールを
利用するためのインストール・設定手順をご紹介します。

1. プラグインツールを使用するコンピューターで、
    プラグインのプログラムをインストール。

  インストール途中(*)下の画像の画面で 、
  「ネットワークノード(Network Node) または
  「Workgroup node」を選択します。
     ※ ここでは、ライセンスキーを入力しません。


(*) Flamingo nXt 5の場合
Flamingoを起動後に設定します。
起動方法はこちら
左の画面で、[Zooを使用]をクリックします。
   


2. Zooを使用するPCで、プラグインの「ライセンスキー」(CD-Key)を登録。
    登録の手順は以下をご参照ください。

1) Zooを起動。
    Zooを起動するには、Windowsの「スタート」ボタンから、
    「すべてのプログラム」 - 「Zoo 6.0」フォルダー内の「Zoo 6」をクリック。

2) ZooのEditメニュー>Add をクリック。

3) ドロップダウンリストより、ライセンスキーを登録する製品を選択。
    ※ ここでは「Flamingo nXt 5」を例に登録しています。


4) 「Product license code or CD-Key:」の項目に、
    ライセンスキーを半角英数で入力して、[OK]をクリック。
Flamingo nXt 5、Bongo2は、ライセンスキー入力後、
  ライセンスバリデーションを行います。
  バリデーションの手順は、それぞれ以下をご参照ください。
 ・ Bongo2は、こちら
 ・ Flamingo nXt 5は、こちら

5) Zooの画面に、シリアル番号が表示されることを確認ください。

他のプラグインツールを追加する場合は、手順(2)より続けて行ってください。


フラミンゴ nXt 5: 評価版から製品版へ

Flamingo nXt 5は、製品版、評価版のいずれも
同じインストールプログラムを使用します。

すでに評価版を使用されており、製品版ご購入後、
製品版へ切り換えるには、以下の手順を行ってください。
※  プログラムの再インストールは必要はありません。

1) Rhino5を起動。
2) Flamingo nXt 5メニュー>コントロールパネルを表示  を選択。
  ※ 上の画面が表示されない場合は、Rhinoを再起動してください。

3) [ライセンスキーを変更]をクリックして、
     ライセンスの利用方法を、以下から選択します。

 ◆ スタンドアロンノード(ノードロック)で利用
  「スタンドアロンノード」を選択後、名前、会社名(学校名)、ライセンスキーを
  半角英数字で入力して、[OK]をクリック。Rhinoが起動します。

 ◆ ライセンスをフローティング化して運用(Zooサーバーが必要)
  「ネットワークノード」で、自動検出または「次のZooサーバーを使用」を選択後、
  Zooサーバーの(コンピューター名またはIPアドレス)を入力します。
  入力後、[接続を確認]をクリックして、Zooサーバーの接続を確認してください。
  接続が完了後(右上の画面)、[終了]をクリックすると、Flamingoが使用できます。
  Zooの設定方法は、こちらをご参照ください。

フラミンゴ nXt 5: インストール方法

Flamingo nXt 5 のインストールは、プログラムをダウンロードした後、
インストール作業を行います。詳細な手順は、以下をご参照ください。

※ 製品版をご購入され(製品版ライセンスキーをお持ち)、
    Flamingo nXt 5評価版を、お使いのPCにインストール済みの方は、    
   こちらを参照いただき、製品版への変更を行ってください。

1. インストールプログラムをダウンロード。
 ◆ 製品版をご購入。お使いのPCに初めてインストールを行う場合
 ◆ Flamingo 1.0/1.1/2.0/nXt をお使いで、nXt 5 へアップグレードの場合

   こちらのページの「Flamingo nXt 5」の項目をクリックして
   メールアドレスを入力後(*)、ダウンロードを行ってください。
   (*) ライセンスを管理される方、または当面の間変更予定のないものをお勧めいたします。

 ◆ 評価版をご試用される場合
   こちらでメールアドレスを入力後、 [次へ]をクリックします。
   『Flamingo 5 Evaluationへようこそ』という件名のメールが
   入力いただいたアドレス宛に送信されます。
 
   上記メールに記載されたリンク先から、ダウンロードを行ってください。 

2. Flamingo nXt 5をインストール
※ 次の手順を行う前に、すべてのRhinoを終了してください。

 1) ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、プログラムを起動します。
※ 画像は、2016年2月現在のファイルです。

 2) Flamingo nXt 5 の利用者(ユーザー)を選択します。
   現在のユーザーのみにインストールを行う場合は、「Just Me」を、
  同じPCを使用する全てのユーザーにインストールする場合は、
  「Anyone who uses this computer」を選択して、[次へ]をクリックします。

  [次へ]をクリックすると、インストールが開始されます。
  「Installation completed successfully」のメッセージが表示されたら、
  インストール完了です。[閉じる]をクリックして、画面を閉じてください。

3. ライセンスキーの入力
 Flamingo nXt 5のライセンスキー(FL50で始まる英数字)をご用意ください。
 ※ 製品版と評価版は、ライセンスキーが異なります。それぞれ以下をご確認ください。
 ※ Zooを使用する場合は、ここでライセンスキーの入力は必要ありません。

 ◆ 製品版ライセンスキー
    ライセンス証書『インストールライセンスキーのお知らせ』に記載。
    ※ 「nXt」からアップグレードする方は、こちらのページで取得したもの。
 ◆ 評価版ライセンスキー(ライセンスコード)
    『Flamingo nXt 5へようこそ』のメールに記載。

 1) Rhinoを起動します。
  「Flamingo nXt 5 - まず初めに」画面が表示され、
  メニューに「Flamingo nXt 5」が追加されます。

2) Flamingoを起動するため、「Flamingo nXt 5」メニュー以下の
  「コントロールパネルを表示」 を選択して、Flamingoを起動します。
    起動すると、右下の画面が表示されます。 [ライセンスを入力]をクリックします。

3) ライセンスの利用方法を、以下から選択します。
  ※ 評価版はZooを使って利用できません。(フローティング化できません)

 ◆ スタンドアロンノード(ノードロック)で利用
  「スタンドアロンノード」を選択後、名前、会社名(学校名)、ライセンスキーを
  半角英数字で入力して、[OK]をクリックします。Rhinoが起動します。

 ◆ ライセンスをフローティング化して運用(Zooサーバーが必要)
 「ネットワークノード」で、自動検出または「次のZooサーバーを使用」を選択後、
 Zooサーバーの(コンピューター名またはIPアドレス)を入力します。
 入力後、[接続を確認]をクリックして、Zooサーバーの接続を確認してください。
 接続が完了後(右上の画面)、[終了]をクリックすると、Flamingoが使用できます。




2016年2月15日月曜日

体積計算について

オブジェクトの体積計算における注意点

オブジェクトの体積を正確に計算するにあたっての注意点を紹介します。


まず、対象のオブジェクトにオープンエッジがある場合
正確な体積計算が出来ないので、オープンエッジの有無を診断する必要があります。
(体積計算の方法につきましては、「体積を測る。」にてご覧頂けます。)
※オープンエッジ:解析メニュー>エッジツール>エッジの表示/ShowEdges

※オープンエッジがあった場合は結合をして下さい。結合がなされていない場合は以下のような警告が出ます。 


また同様に対象のサーフェスが反転している場合も正確に計算することが出来ないので、
サーフェスの方向を反転、もしくは結合する必要があります。
サーフェスの方向を反転:解析メニュー>方向

※説明のた背面を赤に設定しています。


※サーフェスが反転している状態で計算した場合、不正確な計算になり、値の頭に「-」が付きます。

上記を確認後、
「解析メニュー>マスプロパティ>体積/Volume」にて体積計算を行います。