オブジェクトの体積計算における注意点
オブジェクトの体積を正確に計算するにあたっての注意点を紹介します。
まず、対象のオブジェクトにオープンエッジがある場合
正確な体積計算が出来ないので、オープンエッジの有無を診断する必要があります。
(体積計算の方法につきましては、「体積を測る。」にてご覧頂けます。)
※オープンエッジ:解析メニュー>エッジツール>エッジの表示/ShowEdges
※オープンエッジがあった場合は結合をして下さい。結合がなされていない場合は以下のような警告が出ます。
また同様に対象のサーフェスが反転している場合も正確に計算することが出来ないので、
サーフェスの方向を反転、もしくは結合する必要があります。
※サーフェスの方向を反転:解析メニュー>方向
※説明のた背面を赤に設定しています。
※サーフェスが反転している状態で計算した場合、不正確な計算になり、値の頭に「-」が付きます。
上記を確認後、
「解析メニュー>マスプロパティ>体積/Volume」にて体積計算を行います。