2012年1月20日金曜日

サーフェスが重なっている部分

Rhino4.0は、同じ平面上に複数のサーフェスが存在する場合や、
サーフェス同士が接するように重なる部分では、
シェーディングやゴーストなどの各種ビュー表示を行った際、
サーフェス同士が重なり合うように表示されます。

※上の画像は、重複部分が存在するサーフェスに
 異なる
レイヤ色を設定してシェーディングを行った例。
また、サーフェスが重複(または接するように重なる)していると、
サーフェス同士の交線を正しく生成することができず、
ブール演算」や「トリム」等のコマンドが実行できない場合がございます。
※ブール演算の実行プロセスについてはこちらのブログをご参考ください。
このようなサーフェスの重複部分については、直接の回避設定は
ございませんため、
一例としまして下記の対処策をお試しください。
1. 「交線」コマンド[曲線>オブジェクトから曲線を作成>交線]で
サーフェス同士の交線を作成。


2. 作成した交線を使って、「トリム」コマンド[編集メニュー>トリム]で
サーフェスの重複部分(本例では赤色のサーフェス)を削除。


なお、サーフェスが重複する場合の対処策をはじめ、ブール演算に関する詳細につきましては、開発元Wikiページ(英文となります)にてご紹介しております。※ページ内の「"Manual" construction and editing is sometimes needed」項目以下の
 リンクから、サーフェスが
重複する場合の作業例をムービーでご覧いただけます。