レンダリング用に作った"マテリアル"(材質)を
PCの入替えや誤って上書きしてしまった...等、
万一に備え、バックアップをとっておくとよいでしょう。
ライノセラスのプラグインレンダラー「フラミンゴ」では
"マテリアル"をファイル(マテリアルライブラリー)として保存しており、
そのファイルには「*.mlib」という拡張子がついています。
したがって、マテリアルのバックアップを行う場合は
上記の「"*.mlib"(通称:エムリブ)ファイル」をコピーします。
また、旧バージョンのマテリアルを2.0へ移行する場合も
対象の"*.mlib"ファイルを、2.0のマテリアルライブラリーのある
フォルダーの中へ移動します。
マテリアルライブラリーのファイルのありかは、
FlamingoのバージョンやOSによって異なりますので、
それぞれ以下のフォルダー内をご確認ください。
※ 下記はいずれもRhino4.0にインストールした場合。
なお、「標準ライブラリー」は予め用意されているライブラリーで、
同じフォルダー内に、「User」ライブラリーという、新たに作成/編集した
マテリアルを保存するためのライブラリーがあります。
● Flamingoバージョン1.1
Windows XP
・ 標準ライブラリー&「User」ライブラリー
C:\Program Files\Flamingo 1.1\English\Libraries・ 新規ライブラリー
C:\Program Files\Flamingo 1.1\Libraries
Windows Vista, Windows 7・ 標準ライブラリー&「User」ライブラリー
C:\Program Files\Flamingo 1.1\English\Libraries・ 新規ライブラリー
C:\Program Files\Flamingo 1.1\Libraries
● Flamingoバージョン2.0
Windows XP・ 標準ライブラリー&「User」ライブラリー
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\
Flamingo\2.0\Japanese\Libraries・ 新規ライブラリー
C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\McNeel\
Flamingo\2.0\Resources
Windows Vista, Windows 7・ 標準ライブラリー&「User」ライブラリー
C:\ProgramData\McNeel\Flamingo\2.0\Japanese\Libraries・ 新規ライブラリー
C:\ProgramData\McNeel\Flamingo\2.0\Resources
※ 上記フォルダーが表示されない場合は...
いずれのOSにおいても、全てのファイルとフォルダーが表示されるよう
「フォルダーオプション」の設定を変更してください。
Windows XP
1) Windowsの[スタート]-[コントロールパネル]を開く。
2) [フォルダ オプション」を開く。
3) "フォルダオプション"ウィンドウの「表示」タブを選択。
4) 画像のように「すべてのファイルとフォルダーを表示」を選択し
"フォルダオプション"ウィンドウを[OK]で閉じる。
Windows Vista, Windows 7
1) Windowsの[スタート]-[コントロールパネル]を開く。
2) [デスクトップをカスタマイズ]をクリック。
3) 「フォルダーオプション」の項にある
「すべてのファイルとフォルダーを表示」をクリック。
4) 画像のように「隠しファイル、・・・を表示する」を選択して
"フォルダーオプション"ウィンドウを[OK]で閉じる。
※ 画像はWindows 7の例。