Rhinocerosで作業(起動も含め)を行っていて、
「いつも通りの手順を行ったが、うまく実行されない」
「IGESデータが開けない(または書き出せない)」
「パソコンを変えたら、メッセージが表示されて起動できない」
...等ありませんか?
その理由はさまざまですが、まず試していただきたいのが、
お使いのサービスリリースの確認と最新版への更新です。
では、サービスリリースとは一体どんなモノなのでしょう?
◆ サービスリリースは...
Rhinoの機能向上や不具合の修正を行うためのプログラムで、
製品版をお持ちの方を対象に、無償でご利用いただけます。
また、サービスリリースには、バージョンの番号が付いており、
SR1(Service Release 1), SR3, SR5b と表記されています。
◆ どこで入手できる?
サービスリリースは、インストールプログラムとして配布されており、
Rhino開発元Webサイトよりダウンロードできます。
◆ インストールの方法
サービスリリースは、"差分"のプログラムですので、
Rhinoをアンインストールせず、そのままインストールします。
開発元Webサイトから、インストールプログラムを
パソコンのデスクトップ等にダウンロードした後、画像のアイコンをダブルクリックすると、
インストールプログラムが起動します。※インストール前に、Rhinoを全て終了してください。
◆ 今使っているRhinoのサービスリリースが知りたい!
Rhinoのヘルプメニュー>Rhinocerosについて を実行します。
画像のウィンドウが表示され、赤マルのSR8, 2010/04/1が
現在インストールされているサービスリリースのバージョンです。
また、Rhinoをお使いのPCがインターネットに接続されていれば、
ヘルプメニュー>サービスリリースのチェック を実行すると、
開発元サーバーにアクセスし、最新のサービスリリースを確認します。
画像の例では、現在使用中のRhinoは、
「1-Apr-2010」(SR8, 2010/04/1)が
インストールされており、
それが最新版であることを示しています。
また、Rhinoプラグインツール「Flamingo」「Penguin」「Bongo」
「Brazil for Rhino」もサービスリリースが公開されています。
Rhino関連のアップデータのリンク先は、こちらをご覧ください。